インプラントとは
インプラントとは人工歯根治療とも言い、むし歯などで天然の歯を失った部分を、金属の人工歯根(インプラント体)と人工の歯で補う治療法です。インプラントは保険適用外の治療ですので、一般的な治療よりも費用と治療期間がかかってしまいますが、アフターケア(定期検診や口腔ケア)をしっかりおこなえば、入れ歯やブリッジよりもずっと長持ちさせることが可能です。
健康な歯を削ってブリッジにすることに抵抗のある方、部分入れ歯や総入れ歯に痛みや違和感を感じている方などに、ぜひおすすめしたい治療法です。
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一般的な治療とインプラントの違い
歯が1本欠損した場合
歯が数本欠損した場合
全ての歯が欠損した場合
インプラントの安全性とリスク
インプラントは、人間の骨になじみやすい医療用の金属(チタン)でできています。チタンはアレルギーを起こしにくい性質を持ち、医療用のボルトやプレートとして骨折治療などに活用されている安全性の高い金属です。
生体組織(骨、肉など)に非常になじみやすく、アレルギーを引き起こしにくい特質の素材ですが、金属アレルギー体質などでご心配な方は、治療前にご相談ください。
その他、インプラント体を埋め込む外科手術となります。健康状態によっては手術できないことがあります。
また、日々メンテナンス(お手入れ)をしないと、周囲炎になる可能性があります。
ご不安な方は、事前に納得がいくまでご相談ください。
インプラント治療の目安
インプラント治療は自費診療です。治療する部位や素材などによって変わります。
平均的な治療期間は、上顎の場合約7~8か月、下顎の場合約5~6か月です。通院回数は7回程度が平均です。
総額の目安 (検査料やインプラント代を全て含めた総額) |
355,000円~395,000円(税込み) |
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