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歯科(一般歯科)

できるだけ歯を残す歯科治療〜M.I.(Minimal Intervention)〜

「M.I.」をご存じでしょうか? 日本語では「最小限の侵襲」と訳されていますが、2000年に国際歯科連盟によって提唱された、「歯へのダメージを最小限に抑え、できるだけ歯を残す」という理念のことです。具体的には、虫歯や歯周病の予防を推進し、初期の段階で進行を食い止め、歯を削ったり抜いたりするときは最小限にとどめ、できるだけ神経を取らずに、今ある歯をできるだけ長く残すことを目指します。

「M.I.」の理念に基づき、虫歯にならないための予防から治療後のメンテナンスまで、患者さんの歯や歯周組織を守るための最小限で最適な歯科治療をおこなうことが、ホームドクターとしての私たちの最も大切な役目だと考えています。

歯周病の予防と治療

歯周病の予防と治療(歯周疾患検診)

歯周病とは歯肉炎と歯周炎を総称したもので、口腔内の細菌によって引き起こされる感染症のことです。いわゆる歯槽膿漏も歯周病の一種で、軽いものは歯肉の炎症、重度になると歯を支える骨(歯槽骨)が破壊されます。歯周病は30代くらいから無自覚のうちに発症し、治療をしない限り進行を続けるといわれています。

免疫力の低下、喫煙や糖尿病などの条件が重なった場合、一気に悪化するおそれもあります。

口腔内の衛生管理を徹底することで歯周病は防げますし、軽度であれば正しいブラッシング(歯みがき)やPMTC(プロによる歯のクリーニング)など、口腔清掃によって治療することも可能です。

いずれにしても早期に治療を開始することが大切となりますので、歯や歯周に不安がなくても、定期的に歯科検診(歯の健康診断)を受けられることをおすすめいたします。

特に、出血や口臭が気になったら、早めに歯科で検診を受けてください。歯周病は、「痛み」を感じるようになったときには、かなり症状が進行してしまっているのです。

義歯(入れ歯)

虫歯や歯周病治療などでやむを得ず抜歯をしなければならないときは、欠損した歯を補う処置として入れ歯・ブリッジ・インプラントからお選びいただいています。機能性の点からインプラントをおすすめしていますが、患者さんの希望を最優先して治療をおこなっていますので、一般的な入れ歯についてもお気軽にご相談ください。

インプラント

保険の入れ歯

入れ歯を保険で作ると、歯茎に接する部分(「床」といいます)がプラスチック製になります。プラスチック製の入れ歯は比較的安価で修理がしやすいというメリットがあるのですが、分厚くなりやすかったり、安定しづらくて違和感を感じやすいというデメリットがあります。

保険の総入れ歯

総入れ歯を保険で作ると、歯茎に接する部分(「床(しょう)」といいます)が、レジンというプラスチック素材のものになります。プラスチック製の入れ歯は比較的安価で修理がしやすいというメリットがあります。逆にデメリットとして、分厚いため違和感が出やすい・しゃべりにくい・食べ物が飲み込みにくい、熱の伝わりが悪いため食べ物の温度が分かりにくい・・・などがあります。

保険の部分入れ歯

保険の部分入れ歯は、金属のバネを健康な歯に引っ掛けて、人工の歯を支えます。保険の総入れ歯と同じく、比較的安価で作れるのがメリットなのですが、入れ歯を支える金具が見えますので、見た目があまり良くありません。また、分厚くて違和感が出やすい、しゃべりにくい、食べ物を飲み込みにくい、熱の伝わりが悪いので食べ物の温度が伝わりにくい・・・などのデメリットについても、保険の総入れ歯と同様です。

 

金属床の入れ歯(自由診療)

歯茎に接着する「床」部分が金属でできている入れ歯で、プラスチック床(保険)のものに比べると高価で修理がしにくいのですが、薄く作ることができますので、口腔内の違和感は比較的軽減されます。また、プラスチック床(保険)のものより熱伝導性に優れていますので、食事の際に食べ物の『温かさ・冷たさ』を感じられるというメリットがあります。

コバルトクロム床の総入れ歯

プラスチック床(保険)の総入れ歯よりも薄く作ることができ、耐久性も高くなります。また、コバルトクロムはプラスチックよりも熱伝導性に優れているので、食べ物の温かさや冷たさを楽しめます。
コバルトクロムに対するアレルギーをお持ちの方には適しません。

チタン床の総入れ歯

生体になじみやすい金属(チタン)を使っていますので、金属アレルギーを引き起こしにくいというメリットがあります。高価になりますが、コバルトクロム床の1/4の軽さで、より違和感が少ないのもチタン床の特徴です。金属味がなく、熱伝導性も優れているので、コバルトクロム床の総入れ歯よりも自然な感覚で食事をすることができます。
チタンに対するアレルギーをお持ちの方には適しません。

コバルトクロム床:片顎 216,000円(税込)
チタン床:片顎 324,000円(税込)

ノンクラスプデンチャー(金具を使わない部分入れ歯/自由診療)

ノンクラスプデンチャーとは、金具(クラスプといいます)を使わずに、樹脂の弾性を利用して人工の歯を支える部分入れ歯のことです。半透明の樹脂で支えますので、金具を使う保険の部分入れ歯よりも見た目が良いのが大きなメリットです。


保険の部分入れ歯


ノンクラスプデンチャー

 

噛むときに最も負荷がかかる部分が樹脂であるという性質上、金属の金具を使う保険の部分入れ歯より耐久性がやや劣ります。場合によっては3年程度で作り直しが必要となることがあり、保険の入れ歯よりも高価になってしまうのですが、薄くて違和感が少ない・残った歯への負担が軽い、弾性があるので壊れにくいなどのメリットがあります。

ノンクラスプデンチャー:129,600円(税込)

白い金具の入れ歯(自由診療)

保険の部分入れ歯は、人工の歯を装着するための金具が金属でできていますが、口元に金属が見えてしまうことが気になる方は、自由診療になりますが、金具を白くすることができます。

白い金具はプラスチック製で、保険の金属の金具と比べると強度的に劣るため、金属の金具よりも太く作ります。耐久性についても金属に劣るため定期的に作り直す必要があることもありますが、入れ歯全体を作り直す必要はありません。また、今お使いの入れ歯の金属の金具部分のみ白い金具に取り換えることもできます。

費用は本数によって変わりますので、詳しくは歯科医院にてお問い合わせください。

インプラントに関するご質問

笑気麻酔(笑気ガス・笑気鎮静法)

笑気麻酔(笑気ガス・笑気鎮静法)

笑気麻酔とは、鎮静作用のある笑気ガスと酸素を混ぜた気体を吸引することで、痛みに対する感覚を鈍らせるものです。麻酔の一種ですが、どちらかというと緊張をほぐす目的に用います。

歯の治療をせずに放っておくと深刻な状態まで悪化することがありますが、歯科治療や歯科医院に対して恐怖心を起こしてしまう方には、「悪いところを治す」ための歯科通院が、逆に大きなストレスとなってしまいます。そういった方の緊張や恐怖心を和らげるために、ご希望があれば笑気麻酔を使用いたします。

ただし、妊娠中の方や、肺の疾患(気肺)がある方などは使用できませんので、ご注意ください。また、風邪や持病などで服薬中の方は、念のために事前にお申し出ください。